JLTA若手研究者助成事業について:大友賢二(奨励)賞
5月19日開催のJLTA研究例会 若手セミナーにて案内させていただきました本事業について正式に発表させていただきます。ご興味のございます方は本ページ下部の概要をご一読いただけますと幸いです。
審査の対象となる方が日本言語テスト学会第27回全国研究大会における研究発表・実践発表にお申込みいただきましたら自動的に審査対象とさせていただきます。
2024年度研究大会の発表申込は8月9日(金)までとなっておりますので、奮っての研究大会でのご発表申込をお待ちしております。また、審査対象ではない先生方もぜひ本事業を審査対象となる方々にご紹介いただけますと幸いでございます。
大友賢二(奨励)賞の概要
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背景:
・大友先生の御功績に感謝し、外国語教育、テスト研究に係わるすべての方々の記憶に留めることを主旨とする。
・多くの学生や現職教員の方々の学会参加を支援し、外国語教育、テスト研究に貢献してもらうことを目標とする。
対象:
・大学院生,学部生が主体で実施した研究発表
・現職教員の研究発表・実践報告
・非専任教員(PD、非常勤講師)が実施した研究発表
・原則単著、あるいは該当者が筆頭発表者
表彰:
・2024年については該当発表の筆頭発表者に大会参加の往復旅費及び宿泊費を授与する。
・2025年度以降は正式に大友賢二(奨励)賞として賞状の授与を予定。2024年度は「最優秀発表賞」として研究大会後にJLTAのWebページ (https://jlta.ac) で結果を公表する。
評価基準:
A:非常に高いレベルで期待を上回るパフォーマンス
B:標準的なレベルのパフォーマンス
C:最低限の基準を満たしているが大きな改善が必要な部分が残るパフォーマンス
実証研究:
重要性: トピックの重要性、テーマの独自性、分野への貢献
デザイン: 研究デザインの適切性、データ収集手続きの適切性
方法論: リサーチクエスチョンに対する方法の適切性、データ分析と解釈の適切性
結論: 結論の正当性、限界点への認識
示唆: 研究から得られた知識/結果の応用可能性
非実証研究:
重要性: トピックの重要性、研究の独自性、分野への貢献
包括性: 主要な文献や理論の網羅性
分析: リサーチクエスチョンに対する方法の適切性、分類、統合などの適切さ(メタ分析など)
結論: 結論の正当性、限界点への認識
示唆: 研究から得られた知識/結果の応用可能性
プレゼンテーション
明瞭さ:発表の分かりやすさ:全体の一貫性、発表スライドやハンドアウトなど資料の活用
時間管理:適切な時間管理
質問への対応: 質問への適切な応対
注意点:
・JLTA全国研究大会で発表するためには会員になる必要があります。
入会金(¥1,000)+年会費 【年会費】学生会員:¥5,000,一般会員:¥8,000
*共同研究の場合,発表者全員が会員である必要があります。
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