JLTA Web Tutorial
学習に役立つテスト結果の報告
Test result reporting to enhance learning
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授業内テストの分析方法は以下のものがあります。
1) 平均点
2) 標準偏差
3) 正答率
4) 差異指数

得点合計、セクション合計、到達目的ごとと3つの平均値および標準偏差を算出すべきである。特に、到達目標ごとの平均値は到達度合いを知るためにも重要であり、%にするかわりやすいです。

正答率も学習者の何割が正解できたかを知る上で必要です。

異指数は同じ、または同等の項目が実施された場合のみ算出することができる。事前・事後同じテストを実施したのであれば事後テストでの正答率から事前テストでの正答率を引くことで単純に求められる。他にも、小テストで出題した問題を参考にして定期テストを作成した場合、2つの正答率を引くことによって求められます。

認知診断モデルは近年注目されている項目応答理論の一種である。このモデルを用いると複数のスキルに対しての習熟度合いを統計的に推定することができるので挙げておく。また、専門書としてはLeightonとGierl(2007)があります。