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質的方法
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例えば,In’nami(2005)では,英語を学ぶ日本人大学生がリスニングテストに解答する過程を検証するため,テストの正答率の分析に加え,テスト直後に「なぜその解答を選んだ(あるいは書いた)のか」を思い出して口頭で説明させる課題を行った。多肢選択,短答記述,空所補充という3つのテスト形式を比較した結果,スクリプトに含まれる情報のうち解答につながる命題の数は多肢選択形式でやや多いという傾向が見られたものの,正答の手掛かりとなる情報はテスト形式によってほとんど変わらないことが確かめられた。