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測定の標準誤差:1点の差には意味があるか
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このように、テストの誤差が入ってくる原因は様々なものが考えられます。

また、誤差は「信頼性」と、表と裏の関係にあります。「信頼性」とは、テストが一貫した結果を示す程度、得点の安定性・一貫性のことです。詳しくは、JLTAオンライン・ワークショップの別項目の、「『よい』テストの条件:妥当性、信頼性、実用性」をご参照ください。

テストで誤差が大きければ、テストは一貫した得点を出せなくなり、信頼性が低くなりますし、信頼性が高い、結果が一貫しているテストは誤差が小さくなります。

誤差が起きる状況とその解決法などについてさらに勉強してみたい人には、以下の本がお薦めです。

 Hughes, A. (2003). 『英語のテストはこう作る』 (靜哲人訳) 東京:研究社